JANコード 2100000000560
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MR ZOG って?

SEXWAX のラベルに大きく書かれている″MR.ZOGS"の文字。

"MR.ZOGS" とはSEXWAXの創業者であるZOGさんのこと。

ZOGは1970年代前半にカリフォルニアのゴレタで、当時としてはまだ珍しいサーフショップを営んでいた。

その時、ZOGが営むサーフショップの隣のビルでたまたま働いていた化学者のネイト・スキナーという人物と運命のいたずらというべく大きな出会いがあった。

最初は単なる雑談を交わす程度であったが、次第に会話を多く重ねるようになり、いつしか二人はネイトの持つ化学的な知識とZOG のサーフインダストリーに根付いたコネクションといったお互いの得意分野を生かし、ユニークで高品質のサーフィン専用ワックスのブランド設立というアイデアを思いついた。

それはまさにSEXWAXがスタートした瞬間だった…。

そしてすぐさま材料の調達からサーフィンに適した粘度にするためのパラフィンの配合まで、さまざまなテストを繰り返し翌年に二人の要求を満たすべく、念願のサーフィン専用ワックスを完成させることに成功した。

SEXWAX の記念すべき製造第一号が完成し、販売できる商品としてのパッケージングの準備が整うと、ZOG はすぐに愛車のフォードピックアップトラックにいっぱいのSEXWAX を積み込んで、売り込みの旅にでかけた。

北はサンタクルズから南はサンディエゴまでの道中で、彼はあらゆるサーフショップに顔を出した。

最初は、その斬新で風変わりなネーミングを聞いた殆どのショップオーナーは、″単なる客引きのネーミング″だの″そんな名前のWAX が売れるか!″などといった声も数多く、前途多難のスタートだった。

しかしながら、いつしか品質の高さも後押ししたのか ”SEXWAX “ というインパクトのあるネーミングが功を奏したのか、多くのサーファー達から関心を持たれるようになった。

そしてそこから先は ”SEXWAX “ というサーフWAXブランドの評判が口コミで瞬く間に拡まり、その範囲はカリフォルニア沿岸部の全域にまで及んだ。

当然ながらその頃からSEXWAX のオーダーが信じられないスピードで急増するようになる。

当初、SEXWAX というネーミングに拒絶反応を示し、SEXWAX の取り扱いを断っていたコンビニエンス ストアーや多くのサーフショップも、今ではZOG の顧客リストに載っている大切な得意先になっている。

空前のSEXWAX ブームはカリフォルニアでのスタートを皮切りに東海岸・ハワイ、オーストラリアなどの湾岸諸国、そして遠く日本までと、その風変わりなネーミングのワックスの評判を聞きつけた世界各国のサーフショップからオーダーが入るようになり、それぞれのエリアにいるサーファー達は、皆こぞってSEXWAX を買い求めるようになった。

そしてSEXWAX というネーミングはサーフワックスの代名詞として世界中に広まることとなった。

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