クリエーチャーズのナット・ヤングが遂にワールドツアーにクオリファイされる
ナット・ヤング(USA)、北カリフォルニア、サンタクルーズ出身の21才は多くのプロジュニア選手がメンズツアーへのステップアップに苦しむなか、コンスタントさを武器に遂に夢のワールドツアーへのクオリファイを果しました。
若干17才でオニール・コールドウォータークラッシックで優勝した彼のポテンシャルは無限で、その後もASP 北アメリカ・プロジュニアシリーズでの優勝、そして数年後、アメリカ本国ではじめてとなるASP WCTルーキーも手中に入れました。
ナットのサーフィンに対する情熱と没頭はカルフォルニアのハードコアサーフタウンのひとつであるサンタクルーズで育まれ、大きな影響を受けています。
ナット曰く「サンタクルーズは間違いなくハードコアのサーフシーンをもっているね」彼は言葉を続け、「ウエストサイドとイーストサイドのライバル意識なんかはひとつの象徴さ。
でもお互いのサーフィンをプッシュするという意味ではいいことだと思うけど。
一番影響をうけたのは、アダム・レポグルやキーレン・ホーンなんかで、ただサーフィンしているときだけでなく、陸にいるときの身の振る舞い方にも多くを学んだ。
あと、フリーやラットボーイらからも影響を受けたよ。」
2013年ASP WCTへのツアーへの切符を手にしたナットは、今やどんな波でも通用するサーファーであることを証明しましたが、特にグーフィフッターである彼のバックハンドには定評があります。
ツアーには多くのクオリティーの高いレギュラーの波があるが、ナットは早くもツアーへの参戦を楽しみにしています。
「サンタクルーズには、いろんなタイプのレギュラーの波があって、そこで育ったことは確かに役に立つだろうね。自分のバックハンドのサーフィンには自信があるし、レギュラーの波で戦うのが楽しみだよ。第1戦のスナッパ-はレギュラーの波だから待ち遠しいよ。このツアーへの参戦することがずっと夢だったからね。」